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更新日:2017年05月13日

大人塾7限目:「公式」と「応用問題」の関係
今回は、当社の代表が語る 『 「公式」と「応用問題」の関係 』 についてのお話です。
 
数学を勉強する場合に、一般的には、皆さんは、「公式を覚えて練習問題をする。」「公式を理解して練習問題が沢山解けるようにする。」と思っている人が殆どではないでしょうか?
公式を覚えるのは、新しい勉強課題です。
まずは、公式を理解しようとして、その時点で一旦理解して勉強し、そして覚えます。
公式を覚えたら、練習問題に取り組み、沢山の応用問題を解けるようになることが勉強だと思われています。
 
しかし、私の見方は真逆です。
勿論、最初は公式を覚えるし、最初の時点で理解しようとします。
でも、練習問題こそ、実は公式を理解するための練習なのです。
沢山の練習問題、応用問題を経験し、それを解いていく中で、本当に「その公式の本当の意味」を理解するのです。
「公式を理解したから練習問題が出来るのではなく、公式を理解するために練習問題をしているのです。」
だって、公式をきちんと完璧に理解していないから練習問題で間違いを犯すのです。
人生も、仕事も今まで知らなかったことに直面したら、「人に聞いたり」「調べたり」「今までの経験を元に」「オーソドックスに」「セオリーに当てはめ」てやってみます。
「この仕事はこうしたら成功する」と今まで学習したつもりでも、実際に沢山の同じような課題をこなしていく中では、それが通用しない事もあります。
成功する場合には、それが簡単な公式で解ける簡単な問題だったのかもしれませんね。
失敗をするのは、少なくともそれを解決するには「使わない公式」を使っていたのでしょう。
つまり、その公式の本来の使い方が理解されていなかったのではないでしょうか?
沢山の課題を解決していく中で、沢山の経験をする中で、その仕事の意味、その価値、難易度、本当の目的などが時間をかけて少しずつ理解されていくのです。
そのやり方、要点、要領さえも理解が深まっていくのです。
知識よりも経験が重要なのは、実はこういうことです。
公式を覚えるのは、知識を入れているだけ。練習問題は、それこそ経験なのです。
新しい問題を解くときに、先輩や上司に教えてもらう状態は、公式を教えてもらうと言う事。
でも、その公式は実は、聞いただけでは「覚えた」だけです。
自分で考え、自分で解いてみる、それが経験。
つまり、練習問題となって、それを沢山経験する事によって、ようやく「理解」できるレベルになってきます。
経験によってようやく知識が身につくのです。
身に付く、と言うのは、正に、「生身」に付くもの。
生の経験で身に付くのです。知っていると出来るは違うでしょう?
練習問題を解く中で、ようやく公式の意味がわかる。
人生の中で、仕事の中で、経験をこなして行く中で、ようやく仕事の意味や人生には何が大事なのかが分かってくるのです。
 
それでは最後にもう一つ。
練習問題って、公式を理解していないから理解するために練習として解いている段階ですよね?
という事は、実際には、何度も不正解を出してしまいますよね?
それが当たり前ですよね?
皆さん、学生の時には何度も練習問題に失敗しましたよね?
じゃあ、人生の問題を解いている途中で、仕事の本質を見極める練習問題を解いている途中なら、間違いを犯すのが当たり前でしょう?失敗してしまうのが当たり前でしょう?
だったら、仕事で全問正解や失敗を犯さない事の方がおかしいでしょう?
もし、失敗を犯さない人がいたら、簡単な問題を解いているだけのチャレンジのない人だということです。
中学生なのに、小学生の問題を解いているのと同じ。
仕事で失敗をしないのは、新しい問題、不十分な理解の問題に挑戦していない、と言う事。
新しい問題に挑戦している人は、間違って当たり前。
そんな当たり前のことを気にする必要もなければ、過去の自分が出来ない問題に挑戦している今の自分に逆に自信を持ったらいいのです。
勿論、間違ってもいい、失敗してもいいからと言って、その失敗を何度もしてしまうようなら、いつまで経っても進級しないと言う事ですが。
人生の応用問題をどんどん解いてみて、人生の公式を理解できるように努力することが大事なのです。