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社会全体に幼少期の教育の在り方や、子育ての在り方を まじめに発信していきたい。

2016.07.04

~幼少期の教育の在り方~

現代社会において、学問・知識や理論教育は、多くの教育機関で学ぶことが出来るようになっています。専門的な分野の教育、特に昨今では英語や国際的な情報、コンピューター、インターネットまで社会に必要な知識はたくさんあります。そして勿論、そのような教育は今後も重要ですが、多くの学ぶ機会や仕組みがあります。

 

一方で私たちは、低年齢児期から幼児期に至るまでの教育に関わり、子育てサービスを通して教育を行っている中で、切に感じていることがあります。

それは、現代の子ども達が、人としての強さにどんどん欠けていってるのではないか、と感じることです。いくら知識や理論を身につけても、基礎的な体力や人としての考え方、正しさ、精神的な力がなければ、その能力さえも、活用することはできない、と考えています。また、優秀な学問的知識を得た結果、その知識を以って「やってはならない事」「作ってはならない物」を作り出している危険を感じます。
また、必要な人間観としての教育を間違えば、「怠惰な大人」「自分勝手な大人」「行動できない大人」「無責任な大人」を作ってしまうと考えるのです。

 

書物で知識を学ぶ以前に、社会に出て正しく、かつ社会で役に立つ人づくりこそが大事だと思います。だからこそ、幼少期に、最後まで諦めず、人のために頑張れる「正しく強い人」をつくるための「人としての教育」をすることが、今、最も必要とされているのではないでしょうか。必要なのは、知識、理論だけではなく考える力、正しい価値観、基礎的な忍耐力、人との関わりの力、そんな基本的な人間力こそ大事なのではないでしょうか?正しい人間観や強い意思があれば、自らの命を粗末にするような自殺もしない、知識を詰め込むだけの勉強も、他人を貶めるような行動もしないでしょう。

 

~現代社会の子育ての在り方~

子どもの出生数が低下しています。少子化が進んでいるのは、決して保育所が足りない訳ではなく、働く女性が増えたと言う単純なことではなく、女性が社会進出し、仕事上でも重要な任務を得、キャリアを積んでいます。その結果、晩婚化が進み、第1子出産の年齢が上がり、2人目を考える時点で女性が年齢的に不安を持つ年齢になっています。女性が働くことは素晴らしいことです。しかし、一方でともすると専業主婦を批判的に見がちな風潮もあります。しかし、家庭を守り、家を守る、と言う仕事も女性として大きな価値があると思います。老齢者も働くことも立派ですが、地域や社会に貢献する事を生活の価値とすることも立派な事だと思います。全ての人が、人、地域、社会、のために価値ある行動をとることこそ重要であると思います。

 

当然ながら、国としては少子化を止めなければならず、共働きの家庭をも支える子育て環境は必要です。

だからこそ私たちは、一般的に言われている、保育施設を作り待機児童をゼロにするというような、短絡的な発想はしません。また、子どもと“ずっと一緒にいる”ことが子育てにつながり、正しい子育てにつながるとも考えていません。

“預かる”や“つながる”という事を、短絡的な教育論、子育て論ではなく、これまでの業界の発想にはなかった、「新しい教育サービス」という仕組み・仕掛けづくりで社会に関わりたいと考えています。私たちは、楽しみながら子育てをし、つらい子育ての中にでも楽しめる環境を親の世代に与え、かつ、個人の、保育、個人の保育事業者だけではなく、社会全体に仕組みを作っていくことにも挑戦しています。一般的に子育ての辛さばかりが取り上げられ、子育ての楽しさ、素晴らしさを見る思考が疎かにされていると感じます。子育ての楽しさを感じることが出来る仕掛けつくりと、子育てを手助けするサービスの仕組みを作りたいと思っています。

 

当社は、他社が真似をすることは出来ないような、大自然の教育施設・体験施設、自然体験開拓村「Kids com Farm」を持っています。教育や子育てを軸に展開する、新しいカタチの子育てネットワークコミュニティ『Kids com』は、SNSを通じて子育て・教育情報の発信やコニュニティ作り、また、1年の間に数多く行う親子で楽しめるイベントを通して、非日常的・本物の体験を提供し、子供がいるからこそ親も経験できる楽しさを提供しています。

 

教育の分野では、「人としての正しい価値観や人間力」を育む環境や仕組み・仕掛けづくりにこだわり、子育ての分野では、「利用者の真の満足」と「本当に必要な商品開発」にこだわってきました。その結果、認可保育園だけの定型的なサービスではない、常に新しいサービスを作り、子育て全般にかかわる環境サービスを作り続けています。補助金がないと出来ないような事ではなく、誰かの真似ではない完全にオリジナルの商品やサービスを世の中に生み出してきたのです。サービス産業の中でも、「自分たちで新しい商品やサービスを生み出すこと」これが当社の理念です。

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