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創業者メッセージ

社会が必要とする新しいサービスを創造する

日本では様々なモノをつくり、流通させることで経済を成長させてきました。
モノづくりに長けた国という印象はありますが、元々は作るための資源が存在しなかったはずです。多くは海外からの輸入に頼っていました。日本人の本当のすごさは、輸入した資源にアイデアや努力、創意工夫で新しいモノを生み出す底力だと思っています。だからこそ、モノづくりが上手いというよりも、工夫する、発想する、努力するチカラが強いのではないでしょうか。
世の中にはモノが溢れ、すべてが安く、容易に手に入ります。気に入った食べ物や着る物も簡単に安く手に入ります。それは決して悪いことではありませんが、モノに対する価値はなくなってきたように思います。これまで日本人がアイデアや努力、創意工夫で進化し続けてきたように、私たちもそれらの強みを生かしながらサービスという分野のメーカーとして、さらに成長していきたいと考えています。
先進国という進化した社会では物が溢れた以降は、サービスが商品の中心となるはずです。そもそもサービスとは無形なので、サービスをコアにいくらでも商品が出来上がるはずです。世の中のニーズに対して商品をつくるという発想だけではなく、「こうあるべきだ」といった理念のもとに新しいサービスをつくり、それを世の中に提案することで社会から認められるビジネスを誕生させたいと考えています。
これまで助成・補助金なく保育サービスを実現するのは不可能と言われてきました。その不可能を日本で唯一、当社だけが可能にしました。そのアイデアや努力、創意工夫については、まさに海外へ輸出すべき商品であると自負しております。国からの補助を受けた認可保育は、日本以外では通用しません。しかし助成・補助金のない海外でも、当社の仕組みは通用する可能性が高いと見ています。日本人のサービスに対する感性や教育的な価値、また思想的な価値を商品にして海外で拡大させることは、新しい日本文化を海外へ広めることに等しいのではないでしょうか。
私たちは、日本人の思いやる気持ちや他人のために尽くす行動、それらの価値は、世界中の人々が共感してくれるものだと信じています。正義や倫理や礼儀。もしかするとこれらも何かの商品となり、新しいビジネスが生まれるのではと胸を高鳴らせています。

子どもたちの正しい指導者を育てる

いまの社会には仕事もプライベートも両方大事に…という風潮があります。自分の能力の半分を仕事に、もう半分をプライベートに使うと解釈するなら、私は違うと考えます。例えばプライベートが主体だとすれば、プライベートを充実させるために仕事するという話になります。そう考えると人生の半分は非常にもったいないではありませんか。
何か課題や高い目標があるからこそ、アイデアや努力、創意工夫が生まれます。時にチームが生まれ、協力して成し遂げようという動きが生まれます。そうすれば社会や組織、チーム内の役割を理解し、協調性を育み、意思を伝え、相手を理解する必要に突き当たります。このようにして仕事、課題や目標を通じて人は育っていくのではないでしょうか。
仕事とはプライベートな生活資金を得るためだけが目標ではないはずです。仕事を通じて人が育つ、人と理解し合う、チームができる。仕事があるから努力、創意工夫を続ける。そこに出来上がる、“人が育つ環境”こそが、最も大事だと考えます。
子育てサービスにおいても、仕事ではありませんが、子どもたちにテーマを与えることがあります。そうすると全員で協力し、何かをやり遂げようとし始めます。その中で自ら進んでやる意思、粘り強さ、忍耐力、協調性などを教えていきます。しかしそうするためには、教える価値が分かっている「子どもたちの指導者」の存在が非常に重要です。その正しい指導者を育てるのは、会社の役割、また経営幹部の役割だと思っています。せっかく当社の社員として仕事に取り組むなら、仕事を通じて人を正しく育てるといった「教育に責任が持てる会社」でありたいと願っています。またそうでなければならないとも実感しています。何のために頑張るのか、なぜ頑張るのか、誰のために頑張るのか、またどこまで頑張るのか。その基準は自分自身で定めることが大事なのです。もし高い次元で定めることができるとすれば、人はどんどん成長し、より一層の努力、創意工夫が生まれるはずです。
当社には自分のために努力するという考え方がありません。自分のために努力する人は、自己満足がゴールになってしまうからです。私たちは人のために努力する。自分以外の誰かが期待してくれるからこそ、へこたれそうになった時にそうならない強い人間が育つ。人が喜んでくれるからこそ、自分のために努力するよりもできた時の感動が大きい。当社はそんな感動を何より大切にする会社でありたいのです。

価値観の共有が社会に感動を与える

企業の核となる考え方は様々です。お金儲けを一番の目標とする企業。またお金儲けがしたくて集まる社員。企業の幹部によっては「企業とは利益を上げるのが当たり前」と憚らない人たちもいます。私はそれを否定するつもりは全くありません。ただ当社ではお金儲けが目的ではなく、手段のひとつだと社員に説いています。個人レベルの欲求に例えると、「家が欲しいから」「車が欲しいから」「旅行に行きたいから」…などこれらは全て、お金を手段とした目的である、という考え方です。
同様に会社の目的は何なのか、仕事を通じて社会に何を提供したいのか、社会をどうしたいのかという価値観があるはずです。当社の場合で言うなら「人のために頑張ろう」「常にできる方法を考えよう」「過去に自信を持つのではなく、未来に自信を持とう」といった価値観があります。この考え方は常に社員に向けてメッセージとして送り続けているのです。こういった企業の価値観を共有できる人たちこそが一丸となれるのです。異なった価値観を持った者同士で結果を出すことは困難を極めることでしょうし、働く者にとっても価値観の異なる会社で働き続けるのは、残念ながら不幸なことだと思います。
「何をやる」のかも大事ですが、「誰とやるのか」「どうやって進めるのか」は、まさに人の価値観によるもの。またその取り組みは発想や思考の価値観でしょう。同じ価値観を持つ者同士、一人ひとりが同じベクトルであれば、集まった時には巨大なチカラになります。この価値観の共有こそが人の心を動かし、社会に感動を与えられる核となるのです。同じ価値観を持つ者が集まり、1つの目標に向かって進んでいく、当社はそんな会社であり続けたいと願っています。

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