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「子育て」というすごい経験

社会への想い

子育ては人生にとって、男性にとっても女性にとっても特別すごい経験です。

人間はもともと動物であり、動物として生まれ、育ちながら正に人として成長して行きます。子育てこそ、その中でも大事な経験だと思うのです。人はまず動物として生まれ、子どもは自分の事だけを考え、自分の事だけで精一杯です。ただ、動物と違うのは、人が人と関わることで、親を意識し、友達をつくり、恋愛をし、親や兄弟や友達のために行動するようになります。つまり、人のために行動するようになり、人のことを考えるようになるのです。友達が出来るに従って、友達に遠慮し、人に配慮することを覚えます。恋愛をして相手のために自己犠牲を覚えます。でも究極に自己犠牲をし、究極に我慢をする所までは学ばないと思うのです。でも結婚をし、子どもが生まれ、親としての自覚が目覚め、わが子の命を守り、わが子を育てるために、それまでの人生経験以上の自己犠牲を強いられ、しかしわが子を愛しているからこそ、自分以外の人間に尽くすという人としての愛を学ぶのではないでしょうか。

子どもを育てるのは誰にとっても不安であり、肉体的にも精神的にもしんどい事かもしれません。でも人間はその重要さに気づき、子育てを通して自らは愛する人のためという想いを学ぶのではないでしょうか。

子どもを生み、育てる中で今まで経験した以上に自己犠牲を払い、自分が休みたい時にも休めない、食べたいものを子どもに与え、時間も体力も気遣いも気持ちも全て子どものために生きるという自己犠牲、純粋な自己犠牲を覚えて、“人のため”ということが本当に分かるのだと思います。子育てを続けていく事で、親は親として成長し、自己犠牲や“人のため”にという事を、子どもを育てることを通して知るのです。“人のため”に生きることを知った大人が長年子どもを育てる事を続けながら年負うに従って、世の中は全て“人のためだ”という風に考えるようになるのだと思います。

その最たる学びの場が子育てなのに、人が安易に手伝ってしまうとか、単純に子育てを楽にしようとなどとすると、自己犠牲や奉仕という事を人として学ばなくなってしまうのではないでしょうか。本来は、「子育てはしんどいけれど楽しい」「しんどいけれど愛があるのだ」と、自己犠牲をしてでも大きな価値があるものだ、ということを人は学んで行かなくてはならないと思うのです。だから、社会が「子育てを楽にしてあげましょう」とか、「危険です」「子どもを産むのはしんどいです、大変です」という事を言うのではなく、子育てにはしんどい以上の人としての学びがあることを、みんなが理解するような社会の考え方を作って行く、広めて行く必要があるのではないかと思います。

私たちはあえてこう言いたいのです。楽な子育てに価値は無い。子どもを楽して育てると、子どもは親に感謝することもなく、正しくも育たないのではないでしょうか。しんどい思いをするからこそ、子育ての価値もあり、しんどい思いをして育てたからこそ親と子の絆が出来るのではないでしょうか。苦労して育てたからこそ、わが子が自立するときに親としての喜びを感じられるのではないでしょうか。

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