ネガティブ基準への危惧
現代の子育てについては、行政ではなく社会全体、特にマスコミに問題を感じます。
「子育てを楽にしてあげましょう」「子育てはしんどい」等という考え方を煽ってしまい、「出産の事故や危険を伴う情報」「子育ては大変な事」「子育てはしんどい、お金がかかる」等のネガティブな事を社会、マスコミが煽りすぎではないでしょうか。育児ノイローゼや、育児のストレスと言い出すのは、考え方の基準が、「子育ては手間がかかりしんどい」というネガティブな考え方が基準になっているからだと思います。少しでも子どもが言うことを聞かないと、不満・不安になってしまう。子育てで辛い、しんどい事があると「ああ、やっぱり子育ては疲れる」というグチにつながります。そういう考え方自体を、社会で変えていかなければと思うのです。
「子育てはしんどいけどやりがいがある」「辛いけど楽しいことがある」「子どもが育った時の喜び」「家族でいる事の楽しさ」というポジティブな考え方に女性の子育てへのイメージを変えていかなくてはならないと思います。子育ては楽しいんです。子育ては素晴らしいんです。子育ての先には家族の幸せがあるのです。子育てはしんどいからこそ価値があるのです。そんな素晴らしさに多くの女性にも、いや男性にも気付いてもらい、子育てでイライラした顔をせず、家族の笑顔を見たい。そんな願いを持っています。