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戦後70年続く保育所制度

行政への想い

現在の保育所は、終戦後の1947年に、はじめて保育所の法的根拠となる「児童福祉法」が制定されたことが始まりです。戦後の日本は、男手が無い、子どもを見てくれる親族がいない等、日本を復興させるために女性の労働力を必要としていた特殊な社会でした。その特殊な時代背景に始まった制度が、70年経っても、まだこの当時の保育所制度を基本とした制度自体に、疑問を持つ必要があるのでは無いでしょうか?

戦後の時代、仕事はお昼間にするものでした。それから少し時代が進み、社会が変わり、9時~17時の定型勤務が主流になりました。それも定型的労働であり、女性が本当に社会進出していたのではなく、男性の仕事社会の補助作業をしていた時代でした。その頃はまだ、定型的な保育所制度でよかったと思いますが、現代社会では、女性は男性と同じ立場で仕事をし、平等にチャンスがあり、その結果女性の仕事はどんどん定型的な労働ではなくなり、お客様に期待され、上司に期待され、部下に期待されるという仕事になり、責任感も重くなってきたのです。

17時以降もやりがいを持って仕事をしている人や、土日も仕事をしている人。仕事のしかた、職業自体が戦後70年経って完全に変わったのです。また多くの女性は、女性の気配りの素晴らしさからサービス業や販売業に従事している人が大多数です。

時間数や曜日の問題だけではなく、不定形な仕事は当然として多くなり、さらに女性特有の仕事や、女性の能力を活用した、人のお世話をする仕事、女性だからこそ出来る仕事、接客業等になると多様性のある仕事の仕方と、そんな労働時間帯になっているのです。

時代は著しく変わっているのに70年前の保育所制度を基本にし、改良はされているのですが、「箱型」「施設型」の保育所だけでは、本当の女性の働き方に対する事への無理がどんどん大きくなっていると感じています。

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